本会元理事、顧問で、精神科医、シャーロッキアンとしても著名な小林司氏が逝去されました。享年81歳。 小林司氏は、財団法人日本エスペラント学会の理事として、1972~1975年に当会会誌 La Revuo Orienta の編集長を務められました。理事退任後は、本会参与、本会顧問としてご指導をいただきました。 1943年にエスペラントを独習、新潟大学医学部のエスペラント会で活躍。1952年に「原爆の子」の共同翻訳に参加し、その後、数々のエスペラント関連の著作を執筆し、あるいは共同執筆に参加されました。1997年には夫人の萩原洋子さんとともに「小坂賞」を受賞されました。たとえば、エスペランチストのメーリングリスト ERAJ の設立を主導するなどの活動を続けられました。 精神科医としてのご専門のかたわら、シャーロック・ホームズ研究を続け、その面でも著者が多数あります エスペラント関係の著述の一端を紹介します。 ・(学習書)「4時間で覚える地球語エスペラント」(夫人の萩原洋子さんと共著、白水社) ・(伝記)「ザメンホフ」(原書房) ・(エスペラント原作の和訳)プリヴァ著「エスペラントの歴史」(大島義夫との共訳、理論社) ご冥福をお祈りするとともに衷心より哀悼の意を表します。 執筆: 柴山 純一
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