[エスペラントの国際活動]

世界エスペラント協会について

▼ 沿革 ▼ 主なサービス・事業 ▼ インターネットでの情報 ▼ 入会案内

世界エスペラント協会(UEA)は国際語エスペラントの普及を目的とする国際組織です。 毎年、世界エスペラント大会を開催するほか、国際連合やユネスコと協力関係を結ぶなど、 国際社会におけるエスペラント運動の顔として重要な役割を果たしています。 あなたも個人会員となって、世界のエスペラント運動をご支援ください。

世界エスペラント協会(UEA)公式サイト[エスペラント文]

●沿 革

 1908年、スイスの青年ヘクトル・ホドレル (Hector Hodler) によって設立されました。 第一次世界大戦の時には、本部が中立国スイスにあったことを利用して、交戦国間の手紙の やりとりを仲介するなど、目覚ましい働きをしました。戦後、平和の機運の中で協会の指導者 エドモン・プリヴァ (Edmond Privat) 博士は、エスペラントに理解のあった新渡戸稲造 (にとべいなぞう)博士らとともに国際連盟でも活躍しました。
 第二次世界大戦では、ヒトラーとスターリンの弾圧により壊滅的な打撃を被りましたが、 平和の回復とともに不死鳥のごとくよみがえりました。

 現在、オランダに本部があり、世界121カ国に会員がいて、69カ国に国別の加盟団体 (Landa Asocio) を擁する組織に成長しています(2008年末現在)。 日本では、財団法人日本エスペラント学会(JEI)が加盟団体となっており、JEI会員は、 UEAの加盟団体会員として、後述の都市別・専門別世話人網(デレギート)を利用できます。
 UEAは、役に立つサービスを提供するだけでなく、特定の政治思想・宗教に片寄らない 中立主義を守りつつ、平和については確固とした立場を取っています。

 2008年に世界エスペラント協会は創立100周年を迎えました。


●おもなサービス・事業

○情報サービス
■機関誌 esperanto(年11回発行)
 世界の運動情報・評論、重要行事の予告・報告、新刊書案内など毎号内容豊富。 掲載される記事は、言語的・文体的な模範ともされています。学習のかたわらにもどうぞ。 機関誌正会員 (Membro-Abonanto, MA) と終身正会員 (Dumviva Membro, DM) の方に届けられます。 (右画像は2009年1月号)

■年鑑 Jarlibro
 各種エスペラント団体および都市別・専門別世話人名鑑をはじめ、 役に立つ情報がギッシリ。年鑑正会員以上 (Membro kun Jarlibro, MJ) のすべての正会員 (Individua Membro) の方に、6、7月頃に送られてきます。

■案内書 Gvidlibro
 年鑑をコンパクトにしたもの。案内書準会員 (Membro kun Gvidilo, MG) の方に送られてきます。

■出版・図書販売
 UEAは、エスペラントの出版社でもあります。またエスペラント界最大の書店として、 世界中で出版されるエスペラント図書を販売しています。世界エスペラント大会で展示販売します。 また通信販売もしています。
UEA 図書カタログ[エスペラント文]

○おもな行事
■世界エスペラント大会 (Universala Kongreso de Esperanto, UK)
 毎年行われるエスペランチストの世界大会(UK)もUEAの主催です。 会員(準会員を除く)は参加費が割安になります。
世界大会一覧表

■文芸コンクール (Belarta Konkurso)
 世界大会中に文芸コンクールの授賞式が行われますが、これは新人作家の登竜門となっています。コンクールの応募は大会参加者でなくてもかまいません。
文芸コンクール・結果一覧の規約[エスペラント文]

■世界青年エスペラント大会 (Internacia Junulara Kongreso, IJK)
 UEAの青年部である世界青年エスペラント機構(Tutmonda Esperantista Junulara Organizo, TEJO)が主催する大会ですが、年齢に関係なくだれでも参加できます。
IJK 体験記    TEJO サイト[エスペラント文]


○会員相互のサービス
■都市別・専門別世話人(デレギート)
 UEA年鑑には、102カ国、1735人のボランティアの世話人たちの名前と連絡先が掲載 されています(2008年版)。 都市別・専門別に登録されたこれらの世話人はデレギート (delegito) と呼ばれ、 専門や観光などの情報について答えてくれます。 得意な分野(職業、趣味、社会活動など)については専門デレギート (fakdelegito) が対応します。

○その他
■各種基金
 UEAでは各種の基金を設けて、運動を経済的に援助しています。日本の会員の貢献が大きいのが、次に示すアジア基金です。

 ◇アジア基金
 アジアで活動するエスペランチストで、経済格差のためUEA会費が払えない人々がいます。 そういう人たちにUEA会員になっていただくために、UEAの「アジア基金」が寄付を募っています。 寄付は年額それぞれ日本人20ユーロ、韓国人10ユーロ、中国人5ユーロ、その他のアジア人は 2ユーロ以上です。JEIに送金下さればUEAに送金代行いたします。 おかげで毎年100人以上アジアの活動家がUEA会員になり、UEA月刊誌"Esperanto"のみでなく、 アジアの運動誌 "Esperanto en Azio"(年4回、KAEM発行)を受け取ります。 もちろん寄付をした方々にも"Esperanto en Azio"が送られます。

■地域委員会
世界各地の運動を推進するために、いくつかの地域活動委員会 (Regionaj Komisionoj) が 設けられています。アジア(下記のKAEM)、アフリカ、アメリカ、中東・北アフリカ、オセアニア、 欧州、バルカンの委員会が活動しています。

 ◇KAEM
 UEA地域委員会の一つで日本に関係の深いものにアジアエスペラント運動委員会 (Komisiono pri Azia Esperanto-Movado, KAEM) があります。アジアのエスペラント運動を支援し、 アジアエスペラント大会 (Azia Kongreso de Esperanto) を開催します(2008年まで3年に1回、 以後は2年に1回)。2010年には第6回大会がモンゴルで開催の予定です。

KAEM サイト[エスペラント文]     アジア大会一覧表

●UEAの組織と会員

UEAに団体加盟しているエスペラント団体のある国と地域、デレギートのいる国、会員のいる国のリストです。
UEA会員のいる国


●インターネットでの情報

■メールマガジン
 Gazetaraj Komunikoj de UEA(UEA報道通信)を無料で受け取れます。また、これまでの通信も読めます。
   Gazetaraj Komunikoj de UEA [エスペラント文]

■ビデオ新聞
 2009年5月より You Tube を利用した Filmĵurnalo(フィルム新聞)を視聴できます。内容は、世界大会、TEJO(青年組織)の活動、図書紹介、事務所紹介など。
   UEA Viva [エスペラント文]


●入会案内

入会は日本エスペラント学会(JEI)を通してできます。なお、JEI会員は銀行を通じての会費自動引き落としも利用できますので、次を明記して JEI事務局にお申し出ください。
記載事項
 ・氏名とそのローマ字表記
 ・住所とその読み方(「町」は「まち」か「ちょう」か等も記してください)
 ・性別
 ・会員区分(「機関誌正会員」等)
 ・青年会員・・・年頭で29歳未満の方は生年月日を記入してください。
           "Kontakto" 誌が追加して無料で配布されます。
10月ごろから次年度分の予約を申し受けます。
 ・年会費の金額は「UEA会費・UK登録料・海外雑誌取次ぎ」のページをご覧ください。

 アジア基金 の寄付も受け付けます。
  現在2000円の払い込みで、 "Esperanto en Azio" の1年分購読の特典があります。


(注:  = 日本エスペラント学会のサイト内,     = サイト外)

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